滝と綾で「伊/呂/波/歌」

曲に惚れて突発的に作ってみました第四弾です。
滝夜叉丸と綾部で初（？）の替e歌です。いや、前に綾部はW/I/Mをやりましたね。
最初は双忍でデュエットを目論んでいたのですが、曲のイメージからちょっと華やかな四年生をチョイスしてみました。……………五年が地味だなんて言ってませんよ！？（むしろ目立ちまくってると思っています）
原曲は「色」をテーマに歌詞が書かれていたので、R/K/R/Nの方は「いろは」を中心に歌詞を一ヵ所（区切り目を）変えてみようと試みたのですが…どうなんだろう。
見た目綺麗だけれど二人の屈強さや強かさが出せていればいいな、と思って書きました。

伊呂波歌の現代語訳は


色は匂へど散りぬるを
（花の色（香り）は鮮やかに映えるが、いずれは散ってしまうものなのに）

我が世　誰ぞ常ならん
（私の生きているこの世で誰が一定不変であろうか、いや誰も一定不変ではない）

有為の奥山　今日越えて
（仏教的な世界観では万物は何らかの原因があってこの世に存在している。
　この世を一日生きることを山を越えることにたとえて、このように表現している）

浅き夢見じ酔ひもせず
（はかない夢など見るまいよ、酔っているわけでもないのに）


とのことで、盛者必衰を謳った歌なのですが………いじれないっすね。
無理や！と思い、大部分は原曲そのままにしました。
原曲者さまは神ですね。
「平」の姓を持っている滝夜叉丸にこれもなぁ、とも思いましたが……まぁ、いいんじゃないかな!!


以下つづきに歌詞を収納しました。

滝と綾で「伊/呂/波/唄」

アナタガ望ムノナラバ
犬ノヤウニ従順ニ
影トナリテ御身ニ
付キ従イマセウ

アルイハ野良猫ノヤウニ
気マグレデモイイナラ
アナタ阻ムモノ全テ
消シ去ッテミセマセウ

私の望み　「天下」？「栄華」だ？
そんなモノ　どうでもいいの

色は匂へど　散りぬるを
我が世誰ぞ　常ならん
知っている　枯れぬ花などないと
有為の奥山　今日越えて
浅き夢見じ　酔ひもせず
謳いましょう　乱世は
「いろは」ニホヘトチリヌルヲ

例ヘバ戦火ニ咲イタ
花ガ美シイノナラ
台ニ紙ニ扇ニ
飾リ立テマショウ

アルイハ　情念渦巻ク
人ノ業ガ見タヒナラ
鬼モ黄泉モ閻魔モ
怖クハナイデショウ

骨の髄まで　染まっても尚
それだけじゃ　物足りないと？

色は匂へど　散りぬるを
我が世誰ぞ　常ならん
咲きたいの　最期と知っても
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず
舞いましょう　アナタの為に
嗚呼

色は匂へど　散りぬるを
我が世誰ぞ　常ならん
生きたいよ　もっともっとアナタと
有為の奥山　今日越えて
浅き夢見じ　酔ひもせず
地獄まで　御覚悟を
イロハニホヘト　参リマセウ